おかげさまで11周年を迎えることができました。ごひいきにしてくださるお客さんあってのこと。ありがとうございます。
さて、インスタ等でも挨拶しておりましたのでこれくらいにしておきます。日々雑記では表で書けないような事を記すのが方針というか、気がつけばそうなっていた。
10周年を忘れていた。これはまぎれもない事実でございます。
昨年は農協の委託に出ていたのですが、8月に一緒に仕事をしていた人が体調不良に。当然、病院に行くように話をしたのですが、危機感がなかったので係長と組んで病院に行く方向に話を持ってゆき、課長がトドメを差すと言ったら物騒ですが、課長のお言葉でようやく予約してくれました。
結論を言うと、この人はガンでありました。みんなで説得した甲斐があったというか、意味があったというか。少なくとも本人のことだからと放置していたら「なぜ説得しなかったのか」と自身の気を病んだのは間違いないでしょう。
そして、ばたばたしているうちに小豆収穫が始まり。なんだかんだやっている内に10周年だったと気付いたのは年の瀬どころか年度末。
1周年以後は周年記念はやっておりませんでしたが、10年の大台は節目でやっておこうというのが夫婦の考えでした。なので11周年をやることにしたわけです。
これを記述している最中に今さらですが、12でやれば干支一周記念だった。それはおいおい考えましょう。
謙虚な挨拶しておいて何ですが。整体やカイロ、エステティックも含めたリラクゼーション業の10年生存率は6%と言われております。100軒中の6店舗に入ったのは相応の実力があったと自負するところ。実力があるからこそお客さんに支えていただけたのだと、しみじみ思います。
経営的には無闇な割引をしなかったことが良かったと思います。
というのも。20年生存率は0.3%と言われていますが、初年度より3割から5割の大きな割引を繰り返した店は10年生存率で0.3%だそうで。その割引は表示上も実体も関係なく。
これ開業時に仕入れた情報でしたが、改めて調べてみると変化なくてビビる。
単純に寿命が半減すると考えると肝が冷えますね。
保健所からは開業に際して「1割2割を超えるような割引は国家資格者の品位に関わるのでやらないように」とご注進いただいておりますので、できなかった面もありますが、経営的には的確なアドバイスだったと痛感する所です。
先日、商工会議所から会報の企業紹介の記事を書くために取材を受けました。開業時にも掲載されたので、今回で2度目です。
雑談にて、家内の病気について知っている人がそれなりにいる事情について、「ホームページやブログをみんな見ているんでしょ?」と言われましたが、「(病気になってからの)ブログへのアクセス履歴なんてほぼ皆無」と自虐したものです。
ホームページのことで黒いネタを吐きますと、調べるのは理念や経歴などではなく、料金。料金見てから内容を見て出す価値あるかを考えている。検索からどのページにランディングしても、滞在時間は短く、すぐに料金表のページに遷移しているデータさえあります。
なので、日々雑記には黒いこと書けるわけですが。
なにはともあれ。12年目の蓮川屋は進むだけです。