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2024.10.26 18:15

臨時休業について

 当ブログにしては早い更新ですが、まずお知らせとして30日まで臨時休業してます。

 ドタバタあってお知らせままならなかったのですが、15日に丸瀬布の義兄が旭川医大に緊急搬送。持ち堪らえれば遠軽に搬送という話だったので16日の更新では触れなかったのですが、搬送できる状況とならず21日夜に息を引き取りました。
 3年前に前立腺癌のステージ4でしたので、よくぞ持ったものだと思います。
 死因としては脳への転移での脳内出血で、眠るように逝ったのでそれはそれで遺族としては良かったと思うところです。
 葬儀も25日に滞り無く済みましたことご報告しておきます。

 10トン爆弾でも落としてやりたいレベルで実家の遺品ではなく廃品処理がありますので頭が痛いですが、まずは30日まで休んで、店舗再開といたします。
 もっとも、前回の更新の通り店主が居るのが月火だけですが。

2024.10.16 22:49

今秋のあれこれ

 10月も半ばとなりました。秋には思うところが多くなるのは人の世の常。それは私も同じことでして。

 開業が9月2日。由良と名取が来たのは9月の末。五十鈴とごえもんは10月生まれ。なにかと秋には縁があるものです。

 さて、まず良い話。家内の抗がん剤治療が終わり、先週にPET検査しまして、本日が結果発表でした。
 率直に、病変が見えず。化学療法奏効ということで放射線療法は行わずに経過観察となりました。
 かといってすぐに元通りの復帰とは行きません。当面は弱もみの常連の女性だけを担当して体力をつけつつ勘を戻すことを優先します。
 完全復帰にあたってはなにかイベントやるつもりです。

 悪い話。物事の都合上、店主は木から日までの間は委託業務に行くことになりました。よって、弱もみの常連女性以外は月と火のみの対応となります。
 まぁ、朝から雨が降り続き、昼になっても降っているような状況であれば委託は休みとなりますので、その日の運次第できる場合もあります。すべては天気次第。

 その他の話として、どさんこ子育て特典制度を始めましたが、利用者がじわりと出てきました。反応ありがたいことです。

2024.09.27 21:44

どさんこ子育て特典制度のこと

 前回の更新よりひと月過ぎること無く更新する当ブログ。天気が悪くなったのはこのせいではない。と信じたい。

 それはともかく、題名の件。
 春からインスタグラムをやっておりますが、その中で、件のことをストーリーズに掲載された先生がおられました。
 当然、気になって調べたわけです。そういった制度があるなどとは知らなかったもので、いろいろと思案検討し、協賛を決定しました。

 まぁ、妊娠中や産後のお客さん自体は開業以前から引き受けておりました。ただ、そっち方面では知名度はありませんでしたし、たぶん『できたの!?』と驚かれる常連さんも多いと思います。積極的に広報しておりませんのでそれはそうだと思います。

 ともあれ、単に育児世代の支援というだけならちょっとした割引でお茶を濁したでしょうが、『協賛する企業・施設の善意と企業努力で行われている制度』であることが店主の関心を大きく惹いたのです。
 通例慣例どっかからのご注進などを踏まえて、割引よりコンディションリラクゼーション側で専用プラン作ったほうが身動き取れると判断。指圧庵側は立場上の違いにより不参加としました。

 さて、妊娠中に仙骨(骨盤)への刺激は禁忌と記しておりますが、これは施術者として死守すべき問題であります。
 お尻の山の間の上の方、同じことですが尾てい骨の上の方を触ると三角っぽい平べったい骨があります。これが仙骨もしくは仙椎と呼ばれる骨です。ここから生えている神経は骨と筋肉の間をくぐったり、あるいは筋肉を貫通して生殖器を支配しています。

 古来、「妊婦に下駄を履かせるな。旅わらじを履かせろ」と言い、時代は下って「妊婦にサンダル履かせるな。カカトのあるペチャ靴履かせろ」と言われたものです。これは足元の不明で尻餅つく事態は回避しろという古来よりの教え。

 生体の科学的に、尻餅ついた衝撃で神経が刺激され子宮が異常収縮を起こしたり、今出るべきではないホルモンが分泌されてしまうことで流産が起きるためです。上記の説明から分かる通り、妊娠に関わる神経はものすごく危ない生え方通り方をしています。尻餅、そして仙骨への刺激の危険性は理解できるでしょう。

 ちなみに、これ、繁殖や酪農の牛飼いでは常識。知り合いに牛屋がおりましたら、その人のところに行って「仙骨殴ったら流産すると聞いた。嘘だと確かめたいから殴らせてくれ」と聞いてみてください。
「その前に俺がお前をぶん殴る」と同等の反応が返ってくることでしょう。優しい人でも「二度とうちの敷居をまたぐな」でしょうね。

 家内は札幌の治療所勤務のころから妊婦への施術を行っておりますが、やはり「骨盤はさわるな」と師に教えられたそうです。
 よって、妊娠中の施術は骨盤はさわりません。腰と骨盤を触らない分、時間が余るので値下げできるわけでありますが。

 最後に肝心なこと。この制度、補助金や支援金、協賛金など一切ありません。真実真正に企業の善意と営業努力です。だからこそ、店主は協賛したのです。よって、当店ではどの専用プランをとっても大した利益にはなりません。
 私企業による公共の福祉とはかくあるべきものですから。

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