蓮川屋の日々雑記

　私は基本的に午前3時前後に寝るのが通常でして、9月6日もそうでした。
　3時過ぎたから寝ようと思い、床に就いて間も無く、妙な感じがしたので眼を開けると真っ暗。私は真っ暗は苦手です。ついでにうちの猫も猫なのに真っ暗が苦手なので、廊下に常夜灯を点けているはずなのに。
　停電だというのは察しが付きました。が、北電も電話がつながらないわ、サーバーダウンしたりするわで状況不明。防災アプリには地震速報がぼろぼろ入ってくる。
　と、なにげにスマホでラジコを起動させたところでようやく停電と地震の関係を知るに至りました。
　朝には復旧するだろう。と思っていましたが、翌6時過ぎにやはり心配の余り目覚めてしまったのですが停電は続いており、聞く情報も芳しくありません。
　コンビニに行くと軒並パンは無くなっており、ラスクとシリアルを購入するのに1時間ばかり。後ろの方で聞こえた話では、潮見・駒場のコンビニはこの倍は並んでいてどうにもならなかったそうで。
　その後、ラジオ用の電池とスマホの充電器を買うために電器屋に行き、3時間近く行列に並ぶことに。
　天気予報どおり気温は29度となり、クーラーも使えず川辺に出て喫煙がてら涼んでみたり。水が止まらなかったことは幸いで、それとうちの場合はなぜか少し流すと冷水となるので、水でしぼったタオルで汗を拭ったり、行列での日焼けのほてりをしずめたりできたので、他方や先般の被災者ほどの苦労もなく。

　網走はそうそう災害が起きない場所とは言いますが、少なくともうちの被害は停電だけで、時間的には寝るタイミングで地震があったはずですが全く揺れを感じておりません。それは幸いであったと同時、判断が鈍った原因だったのかな、と思います。
　停電の時点で氷を買いに行っておけば良かった。というのが今の反省点です。

　9月2日をもって当店は5周年を迎えました。
　ご愛顧いただいている皆様に感謝すると共に今後も体調管理のお手伝いに邁進してまいりたいと決意も新たにしたところです。

　さて、開店費用やら運営費用やらが少なくて楽にやっていける手堅い職のように思われるものでありますが、それはせいぜい地方中心都市、北海道であれば札幌での話で、そうではない市町規模ですと易いものではありません。
　むしろ、都会ですら別職を持った上で副業民間療術師で数年かけて出張営業のみで少しずつ実績を積まなければ、いきなり店舗開業したものの顧客がまるで付かずに廃業となるのが多いものです。
　そこへきて開業以前から、はたまた開業直後よりお付き合いいただいている方々にはただただ頭が下がる思いです。お陰様を以って6年目に突入できたわけでございますので。

　人の縁とは奇しきもの。私の師と同じことを仰る方が最近に新規で参られました。斯くも永々とお付き合いできればと思うところです。

　2018年7月27日早朝。由良(雄・推定２才)当店の最高峰、鴨居を初踏破。事務所→作業机→鴨居ルート。
　なお、この後サロン側(写真奥側)に着地し、ドアが閉まっていたが為に部屋から出ることができずに啼く。

　まだサロン側ルートは開発できていない模様。