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山田指圧庵よくある質問

ご案内

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 指圧庵お問い合わせ 0152-67-7820
受付時間 12:00 〜 21:00
 山田指圧庵のみならず蓮川屋にも寄せられたよくある質問・お問い合わせに対する回答を記載しているページ。主としては山田指圧庵、つまりはあん摩マッサージ指圧についてなのですが、質問の範囲が広いですので敢えて統合しておりますことご理解くだされば幸いです。
 メールでの予約を受けておりませんが、お問い合わせはお受けしております。menuのお問合わせでメールフォームが開きます。

保険などについて

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Q1.国保や各種保険は使えないの?
A1.当方では一切取り扱いしておりません。
 整骨院、つまりは柔道整復師は保険治療できるのになぜ? と思われる方も多いかと存じます。これは関連する法令により免許区分とその保険治療適応の範囲について定められているからです。
 あん摩マッサージ指圧による治療の保険対象は診断名ではなく、症状に対しての指定です。その症状は筋麻痺、関節拘縮についてとなります。わかりやすく書きますと、骨折などの手術や脳梗塞などの脳の血流障害の後遺症として、関節が硬くなり自由に曲がらないものや、筋肉が麻痺ないし機能低下で動きが悪かったり自由に動けない症状に対してのみ適応となります。
 そして、医師による治療同意書/指示書が必要であることもあって、あん摩マッサージ指圧師の保険治療は極めて適応範囲が狭く現実的ではない、と判断し開業時より取り扱いしないこととしました。
 適応の症状を読んで「要はリハビリじゃないか」と思ったかもしれませんが、その通りです。リハビリ科など機能回復を扱える部署を持つ病院であれば、そこで同種のケアが出来るという考えもあり、特別な判断材料がなければ医師はなかなか応じられる話ではありません。もっとも、自身の直接の指示下で行われる治療でないのですから、判断した責任を負うリスクを考えれば、けして医師が悪いわけではありません。
Q2.確定申告の医療控除になるの?
A2.税務署の判断にもよりますが、明確に治療目的のあん摩、マッサージ、指圧は対象になります。
 これは保険治療とはまったく別個のものです。自費診療と同じと考えると理解しやすいです。
 たとえば仕事中、急に足腰に痛みを覚え体を大きく動かせなくなった。この痛みに対する治療を施術者の判断により数度に渡って受けた場合。これは認められやすいものです。ただし、回数が治療と言うには多い場合は却下されます。
 明確にダメなケースは毎月なり毎週なり定期的に通っている場合。これは痛みに対する治療ではなく慰安目的と判断されます。医師の同意書/指示書付きの時は例外として、治療ならば繰り返し受け続けるものではないという法令上の判断に基きます。よって不安であれば税務署に問い合わせるのが確実です。
 そして、一番重要なことは、『あん摩マッサージ指圧師の免許を持ち、かつ管轄保健所に開業届を出している個人ないし治療所の領収書』があることです。個人と書いたのは出張専門で保健所に登録している国家資格者もおられるからです。なお、国家資格でなければ保健所に登録できませんので、整体やカイロプラティックなどいわゆるリラクゼーションは医療控除になりません。
 なお、当方では鍼灸の取扱をしていないので、あん摩マッサージ指圧について記述しましたが、鍼灸においても内容が適正なものであれば同様に医療控除できます。お世話になっている鍼師灸師にお尋ねください。

症状について(重要)

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Q1.ネットで調べると○○病の典型症状らしいものがあるけど病院に行きたくないんだけど……
A1.是が非でも病院に行ってください。
 これは蓮川屋も山田指圧庵も関係なくわりと問い合わせされることです。症状があっても施術してくれる治療院やお店を探しての事かも知れませんが、真っ当なお店であれば上記の通りの回答が正常であり正当でありお客さんの事を考えての事です。二つ返事で引き受けたりとか治せますと断言するような施術者は危険です。
 テレビやネットで病気のことを調べられるのは結構なのですが、本当にそうなのか、症例が類似している別な病気と間違えていないか、それを検査し判断できるのは医師です。医師以外が診断することは犯罪でもあります。
 また、病気や怪我の内容によってはマッサージや整体が禁忌である場合もございます。この場合は施術したことで回復が遅れたり悪化する可能性すらあります。大事なことなので二度言います。是が非でも病院に行ってください。
Q2.(マッサージ・整体などの技術、思想等を)やっちゃいけない病症と医者に言われたけど、おたくはできる?
A2.上の関連です。あんまが禁止されたなら指圧でも、それがだめならカイロなりオイルマッサージならいいでしょ、と考える方がおりますが、担当医にお訊ねください。
 基本的に医師がマッサージ禁止と言ったのであれば、あはき法の定める治療院であれリラクゼーションであれ整体、エステなども禁止です。
 もっとも、病症の程度によってはやっても良い部分や技術があったりしますし、医師によってはマッサージの一言で鍼・灸・按摩・指圧、整体、エステ系もひとくくりにして説明しただけという場合もありますので、そこいらは担当医にしっかりお話を伺ってください。
Q3.禁忌ってなに?
A3.「してはならないこと」です。こと医療関係において禁忌とされていることは、技術的、科学的な根拠によって禁じられていることです。
 平たく言うと治りが悪くなる、症状の悪化、薬が効かなくなる、予定されていたホルモンバランスから変化したことによる薬の想定外の作用の危険などで禁止ということです。
 一般人は危険だけどプロがやるなら大丈夫という解釈をされている方、ご高説たまわる施術者がおりますが、上述の通り間違いです。もし、病気や怪我でマッサージは禁忌だけど自分はプロだから問題ないとか治せるいう人がおりましたら、保健所にご通報ください。国家資格者であっても保健所の指導対象となりますし、整体、カイロプラティック、その他様々なリラクゼーションなど国家資格を持たない者にあっては場合によって刑事事件として立件となりうることですので。
 もっとも、Q2の回答の通り、やっても良い部分や範囲があることもありますので、禁忌の部分は触れずに他の部分を施術することで緩和させることが可能な場合もあります。そこいらは担当医にしっかりお話を伺ってください。
Q4.マッサージしてはならない禁忌症状とは?
A4.下記のものがまず基本となります。これらは医師の指示が無くともやってはならないものです。加えて医師の指示がなされた場合も禁忌となります。「分類・疾患例」で示してあります。
 急性病・急性熱病、急性伝染病など
 悪性腫瘍・ガン、肉腫
 急性炎症・腹膜炎、虫垂炎
 外傷・切り傷、骨折や脱臼の直後
 血管疾患・血栓、動脈瘤、静脈炎など
 潰瘍性疾患・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、皮膚の潰瘍
 化膿性疾患・炎症や化膿しているもの
 重症の内蔵疾患・心臓病、腎炎など
 結核・肺結核、脊椎カリエス
 その他・梅毒、ヘルペスなど

マッサージについて

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Q1.マッサージの適応症は?
A1.鍼灸のようにWHOなどの機関で明確化されておりません。
 身も蓋もなくぶん投げたかのように思えますが、病気に効能を示す確定的な証明がなされていないことによります。保険治療において病名ではなく、症状に対しての治療に用いられるのと同様の事情です。
 効能として挙げられているものは3つあります。
1.血液とリンパ液の循環を良くし、新陳代謝を推進。
2.筋伸縮の改善。関節の硬化による運動機能低下の改善。
3.自律神経を刺激し交感神経と副交感神経のバランスを取ること。
 山田指圧庵の行う治療としては、筋肉や関節の痛みに対するもの。その動きの悪さに対するもの。体の硬化による神経痛に対するもの。これらを対象としております。もちろん治療ではないリラクゼーションとしての指圧マッサージも行います。
Q2.あんま、指圧、マッサージの違いは?
A2.それぞれ技術や知識体系の違いです。
 あんまは中国発祥。ややこしくなるので誤解を承知で記述すると、古代においては気の流れは心臓より発し、四肢末端まで行き、指先より霧散するという考えです。このため肩や背中など中心から始めて指先に進む施術が通常です。血液が心臓に回帰することが知られた後は気も体内循環しているものと改まっております。手技の特徴はこねる、揺さぶるですが、筋方向に対し横方向に圧を掛ける動作が存在するのも特色。
 マッサージはヨーロッパ発祥。フランス発祥という論もありますが、北欧が異論を差し込んでおりますので、日本人としてはこの大きな括りでよろしいかと。医療としてのマッサージの体系が完成された時には血液の循環論が定着しており、末梢から心臓に戻すことでエネルギーが復活すると考えられておりました。よってあんまとは逆に指先から始まり、胴体が最後となります。手技は筋肉、血管、リンパ管の方向に沿って施術。滑らせるように圧を掛ける技術も特色。
 指圧は日本発祥。指で押すという技術自体は古くよりあったことはあったのですが、浪越徳治郎先生が現在の指圧治療の原型を確立し体系化してゆきました。その神髄は診断即治療といわれており、事前の診断がなくとも手指による施術によって察知し症状の緩和が期待出来る処にあるとされております。手技は指鍼という別な言い方がある通り、指で垂直に押す事。筋肉を動かす事が少なく施術者の手指がずれにくい性質から揉み返しや皮膚ズレが起きにくいとされているのが特色。

お店について

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Q1.駐車場はある?
A1.店舗裏にございます。駅前通りではなく、網走川に面した道路から入ることになります。路上駐車の多い道路ではありますが、大型の箱トラックも通行しますし、北海ホテルさん丁字路から駅方向は河口方向に比べ道路が狭くなっております。注意して通行ください。
Q2.店舗の隣に止めちゃダメなの?
A2.ダメです。うちの敷地ではありません。
 北海ホテルさんと当方の間の土地は、北海ホテルさんの駐車場です。ホテル従業員が駐車スペースのコントロールを行い、大型車の出入りもあるので、勝手に止めるとご迷惑が掛かります。店舗裏の更地に駐車ください。
Q3.立て看板出てないけど営業してる?
A3.定休日である水曜以外は営業しております。
 営業日なのに立て看板を出していないことがあるのには理由があります。
1.強風や大型車の通行が多い日。立て看板が倒れるだけならばまだしも、飛んだり、倒れた際に歩行者が怪我を負う可能性がある時は出しません。
2.歩行者が多い日。中韓の観光客は駅からホテルまで徒歩移動されるのですが、彼らは道幅いっぱいの横隊になりたがります。その上で大型のトランクを引っ張るものですから、看板のみならず通りの花壇や電柱、設備にトランクを引っ掛けたりぶつけたりしがちです。よって怪我予防のために敢えて出さない、出しても引き下げる日があります。
3.最近は滅多にありませんが、予約満杯の日は飛び込み阻止のために看板を出しませんし、玄関窓に掛けたプレートもクローズにします。
Q4.山田指圧庵の料金表は蓮川屋と同じ?
A4.違います。法律に則り、外部に表示しておりません。
 あはき法の中には広告の規制というものがあります。これにより掲示できる事柄に制限が存在します。決まった事柄についてのみ明示できるというもので、山田指圧庵についてのページにある公示事項の項目の内容がそれとなります。
 2018年の医療広告ガイドラインによりインターネットも規制されます。2023年の改正では更に注意が必要となりました。とはいえ、主なリスク、副作用等に関する事項について情報を提供するなどのいくつか条件はありますが、自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項について情報を提供することは可能となっております。
 よって、山田指圧庵で一般的なパターンを例示することにします。
 マッサージについてQ1の回答のとおり、筋肉や関節の痛みに対するもの。その動きの悪さに対するもの。体の硬化による神経痛に対するものを対象とした指圧治療・60分前後・4,500円。内容や目的、状態によって時間と料金は変動しますが、概ね、1回分はこの時間、料金となります。
 体調や肉体の強度、患部の深度に応じて2〜3回が多いです。回を分ける理由として、1つ目に一度にすべて完了するような施術を行った場合、筋肉、腱、関節を余計に痛める可能性があること。2つ目に自律神経の揺り戻しにより気分が悪くなることもありますが、身体の状態を無視した施術の場合はより強く出る恐れがあること。この二点がリスクとして存在することによります。
        

出張関連

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Q1.出張してくれる?
A1.通常、個人宅への出張はしておりません。
Q2.ホテルへの出張は?
A2.個人からの直接依頼は受けておりません。
 以前はホテル出張を行っているため〜と記述していた部分もあるのですが、『提携ホテルからの委託を請け負っているため』と差し替えました。基本的にホテルや旅館の客室に入ることができる人間は、関連する法令や宿泊約款により宿帳に記載した宿泊客と従業員、業務委託先の人員です。この業務委託の契約が無い所へは行くことはできません。
 宿泊客でも委託先でもない者を、ホテルフロントが追い返すのは正当な権限です。勝手に外部の者を入館させようとした宿泊客も軽いお叱りを受けるでしょうし、対応次第では最悪は今後宿泊をお断りをされることになるでしょう。
 よって、ホテルのフロントに注文するのが適正でこれ以外の選択肢はありません。都会のホテルではゆるい所もありますが、少なくとも網走のホテルでは契約のない業者は確認次第追い返す方針を堅持しております。