2024.12.02 19:17

12月のおしらせ

早いもので12月に突入。久しぶりに感覚が空いたのはなんか落ち着かないところでありますが、おしらせから。
 まず1枚目。年末年始の営業日程です。
 2枚目はプレゼントキャンペーン。
 3枚目はタイムサービス枠について。











 営業日程は言うに及ばずの話。年越しで休業するのはもともと風習というか慣習というか。

 プレゼントについて。
 義実家の片付けをやってますが、余命3ヶ月と1年前に宣告されて全く物事の始末を着けていなかった義兄のこと。食料の備蓄が、じゃがいも備蓄が多かとです。一人暮らしじゃ翌春になっても残っているレベル。
 もちろん、配れるとこには配りましたが、夫婦暮らしにゃまだ多い。
 なので、お客さんにプレゼントすることにしました。
 施術1回で1袋(3~4個入)でなくなり次第終了です。

 タイムサービス枠。
 不思議とめったに埋まらない時間帯が存在します。なので、居直ってみたのです。これはちょっとした実験というかネタというか。
 入ったらラッキー、入らなくとも元々のダメコンの範囲です。
 余談ですが、最近の若い子はダメコンの概念が理解できてないようで。それで独立開業するのですから恐ろしい。

 最後になりましたが、せわしない時期ですので身体を壊さないようお気をつけて。


2024.10.26 18:15

臨時休業について

 当ブログにしては早い更新ですが、まずお知らせとして30日まで臨時休業してます。

 ドタバタあってお知らせままならなかったのですが、15日に丸瀬布の義兄が旭川医大に緊急搬送。持ち堪らえれば遠軽に搬送という話だったので16日の更新では触れなかったのですが、搬送できる状況とならず21日夜に息を引き取りました。
 3年前に前立腺癌のステージ4でしたので、よくぞ持ったものだと思います。
 死因としては脳への転移での脳内出血で、眠るように逝ったのでそれはそれで遺族としては良かったと思うところです。
 葬儀も25日に滞り無く済みましたことご報告しておきます。

 10トン爆弾でも落としてやりたいレベルで実家の遺品ではなく廃品処理がありますので頭が痛いですが、まずは30日まで休んで、店舗再開といたします。
 もっとも、前回の更新の通り店主が居るのが月火だけですが。

2024.10.16 22:49

今秋のあれこれ

 10月も半ばとなりました。秋には思うところが多くなるのは人の世の常。それは私も同じことでして。

 開業が9月2日。由良と名取が来たのは9月の末。五十鈴とごえもんは10月生まれ。なにかと秋には縁があるものです。

 さて、まず良い話。家内の抗がん剤治療が終わり、先週にPET検査しまして、本日が結果発表でした。
 率直に、病変が見えず。化学療法奏効ということで放射線療法は行わずに経過観察となりました。
 かといってすぐに元通りの復帰とは行きません。当面は弱もみの常連の女性だけを担当して体力をつけつつ勘を戻すことを優先します。
 完全復帰にあたってはなにかイベントやるつもりです。

 悪い話。物事の都合上、店主は木から日までの間は委託業務に行くことになりました。よって、弱もみの常連女性以外は月と火のみの対応となります。
 まぁ、朝から雨が降り続き、昼になっても降っているような状況であれば委託は休みとなりますので、その日の運次第できる場合もあります。すべては天気次第。

 その他の話として、どさんこ子育て特典制度を始めましたが、利用者がじわりと出てきました。反応ありがたいことです。

2024.09.27 21:44

どさんこ子育て特典制度のこと

 前回の更新よりひと月過ぎること無く更新する当ブログ。天気が悪くなったのはこのせいではない。と信じたい。

 それはともかく、題名の件。
 春からインスタグラムをやっておりますが、その中で、件のことをストーリーズに掲載された先生がおられました。
 当然、気になって調べたわけです。そういった制度があるなどとは知らなかったもので、いろいろと思案検討し、協賛を決定しました。

 まぁ、妊娠中や産後のお客さん自体は開業以前から引き受けておりました。ただ、そっち方面では知名度はありませんでしたし、たぶん『できたの!?』と驚かれる常連さんも多いと思います。積極的に広報しておりませんのでそれはそうだと思います。

 ともあれ、単に育児世代の支援というだけならちょっとした割引でお茶を濁したでしょうが、『協賛する企業・施設の善意と企業努力で行われている制度』であることが店主の関心を大きく惹いたのです。
 通例慣例どっかからのご注進などを踏まえて、割引よりコンディションリラクゼーション側で専用プラン作ったほうが身動き取れると判断。指圧庵側は立場上の違いにより不参加としました。

 さて、妊娠中に仙骨(骨盤)への刺激は禁忌と記しておりますが、これは施術者として死守すべき問題であります。
 お尻の山の間の上の方、同じことですが尾てい骨の上の方を触ると三角っぽい平べったい骨があります。これが仙骨もしくは仙椎と呼ばれる骨です。ここから生えている神経は骨と筋肉の間をくぐったり、あるいは筋肉を貫通して生殖器を支配しています。

 古来、「妊婦に下駄を履かせるな。旅わらじを履かせろ」と言い、時代は下って「妊婦にサンダル履かせるな。カカトのあるペチャ靴履かせろ」と言われたものです。これは足元の不明で尻餅つく事態は回避しろという古来よりの教え。

 生体の科学的に、尻餅ついた衝撃で神経が刺激され子宮が異常収縮を起こしたり、今出るべきではないホルモンが分泌されてしまうことで流産が起きるためです。上記の説明から分かる通り、妊娠に関わる神経はものすごく危ない生え方通り方をしています。尻餅、そして仙骨への刺激の危険性は理解できるでしょう。

 ちなみに、これ、繁殖や酪農の牛飼いでは常識。知り合いに牛屋がおりましたら、その人のところに行って「仙骨殴ったら流産すると聞いた。嘘だと確かめたいから殴らせてくれ」と聞いてみてください。
「その前に俺がお前をぶん殴る」と同等の反応が返ってくることでしょう。優しい人でも「二度とうちの敷居をまたぐな」でしょうね。

 家内は札幌の治療所勤務のころから妊婦への施術を行っておりますが、やはり「骨盤はさわるな」と師に教えられたそうです。
 よって、妊娠中の施術は骨盤はさわりません。腰と骨盤を触らない分、時間が余るので値下げできるわけでありますが。

 最後に肝心なこと。この制度、補助金や支援金、協賛金など一切ありません。真実真正に企業の善意と営業努力です。だからこそ、店主は協賛したのです。よって、当店ではどの専用プランをとっても大した利益にはなりません。
 私企業による公共の福祉とはかくあるべきものですから。

2024.09.02 04:21

祝・11周年

 おかげさまで11周年を迎えることができました。ごひいきにしてくださるお客さんあってのこと。ありがとうございます。

 さて、インスタ等でも挨拶しておりましたのでこれくらいにしておきます。日々雑記では表で書けないような事を記すのが方針というか、気がつけばそうなっていた。

 10周年を忘れていた。これはまぎれもない事実でございます。
 昨年は農協の委託に出ていたのですが、8月に一緒に仕事をしていた人が体調不良に。当然、病院に行くように話をしたのですが、危機感がなかったので係長と組んで病院に行く方向に話を持ってゆき、課長がトドメを差すと言ったら物騒ですが、課長のお言葉でようやく予約してくれました。
 結論を言うと、この人はガンでありました。みんなで説得した甲斐があったというか、意味があったというか。少なくとも本人のことだからと放置していたら「なぜ説得しなかったのか」と自身の気を病んだのは間違いないでしょう。
 そして、ばたばたしているうちに小豆収穫が始まり。なんだかんだやっている内に10周年だったと気付いたのは年の瀬どころか年度末。
 1周年以後は周年記念はやっておりませんでしたが、10年の大台は節目でやっておこうというのが夫婦の考えでした。なので11周年をやることにしたわけです。

 これを記述している最中に今さらですが、12でやれば干支一周記念だった。それはおいおい考えましょう。

 謙虚な挨拶しておいて何ですが。整体やカイロ、エステティックも含めたリラクゼーション業の10年生存率は6%と言われております。100軒中の6店舗に入ったのは相応の実力があったと自負するところ。実力があるからこそお客さんに支えていただけたのだと、しみじみ思います。

 経営的には無闇な割引をしなかったことが良かったと思います。
 というのも。20年生存率は0.3%と言われていますが、初年度より3割から5割の大きな割引を繰り返した店は10年生存率で0.3%だそうで。その割引は表示上も実体も関係なく。
 これ開業時に仕入れた情報でしたが、改めて調べてみると変化なくてビビる。
 単純に寿命が半減すると考えると肝が冷えますね。

 保健所からは開業に際して「1割2割を超えるような割引は国家資格者の品位に関わるのでやらないように」とご注進いただいておりますので、できなかった面もありますが、経営的には的確なアドバイスだったと痛感する所です。


 先日、商工会議所から会報の企業紹介の記事を書くために取材を受けました。開業時にも掲載されたので、今回で2度目です。
 雑談にて、家内の病気について知っている人がそれなりにいる事情について、「ホームページやブログをみんな見ているんでしょ?」と言われましたが、「(病気になってからの)ブログへのアクセス履歴なんてほぼ皆無」と自虐したものです。

 ホームページのことで黒いネタを吐きますと、調べるのは理念や経歴などではなく、料金。料金見てから内容を見て出す価値あるかを考えている。検索からどのページにランディングしても、滞在時間は短く、すぐに料金表のページに遷移しているデータさえあります。
 なので、日々雑記には黒いこと書けるわけですが。

 なにはともあれ。12年目の蓮川屋は進むだけです。

2024.08.04 01:47

家内の病気について4

気がつけば1月以上あいだが空きました。
 この間に家内は3度目、4度目の入院と退院がありました。

 これについて、特に書くことがないほど順調。

 いや、ネタとして何かあれば書いたのでしょうが、何事もなく順調なのでどうしようもなく。

 副作用はあったのですが、前に書いた通り脱毛。これはお約束です。
 便秘になった。これもままあること。
 そのほか。特になし

 抗がん剤も進歩し、副作用をコントロールする方法も進歩した結果でしょう。ありがたいことです。

 スケジュールに乱れがなければ、9月頭に最後となる6回目の抗がん剤投与があり、PET検査の次第によって放射線治療の内容も決まるようです。

 家内の体調も上々ですので、ごく軽い施術の常連女性はお引き受けしています。ある程度は体を動かして体力を付けるのも養生ですので。
 流石に男性は店主の施術ですがね。


2024.06.18 00:24

家内の病気について3

一瞬、ペースが上がったのは……気の所為だったのか、1ヶ月ぶりの更新です。

 まず、お題の話。先月末に1度目の退院、先週に2度目の入院と退院。
 経過は見た目順調です。脇の下にあった握りこぶし大の腫瘍は1クール目でぺったんこになりました。1度目の退院前にCTを撮ったそうですが、内部のがん細胞も縮小しているとのこと。
 2クール目はポート留置手術、点滴の針を毎回血管に刺さなくても良いようにシリコン製の入口とカテーテルを入れる簡単な手術があったので4泊5日の短期入院。家内は抗がん剤を2回に分けて投与した方がよいタイプらしいので、3クール目も短期入院の予定。
 抗がん剤は3週間おきの投与ですので、このまま順調に行けば8月ごろに終了、放射線治療がどんな形なのかまだわかりません。
 
 なお。わかっていたけど、抗がん剤で髪が抜けました。入院前に予想してばっさりと短くというか、店主よりも短く刈り上げていたのですが、1クール目退院直後に抜ける量が増え、キレた家内は店主行きつけの散髪屋に頼んで坊主頭にしてもらいました。中途半端に残っている方が寝返り打った時に痛かったそうで。
 なんにせよ、バーバーわいむさん、4月からの連続で無茶ぶりして申し訳ない。それとともにオーダーに全力で取り組んでいただけたこと感謝します。

 長いままで抜けていたら、もっと精神的にきただろうと夫婦して思います。また、病院で同室であった先輩方も女性ながらに坊主頭で潔くかっこよかったそうで、その姿も坊主にする後押しと共に励みになったそうです。人の縁とはほんに奇しき物です。

2024.05.14 22:01

続・家内の病気について

すこしばかり更新のペースが上がった気がする当ブログ。放置ネタを書かないことが少し寂しかったりしますが。

 さて、5/13に家内の病状と治療内容の説明を受けて参りました。

 結論から言いますと、ステージ2。化学療法6クールとその後に放射線治療(セットで標準治療)で行く方針とのこと。
 多くの悪性リンパ腫の患者さんもそうであるように、3週間毎に抗がん剤を投与する治療です。15日に初回を開始するので抗がん剤は9月くらいまで。放射線治療は化学療法がどれだけ効くのかによるのでまだ不明。

 化学療法はPola-R-CHP療法。Polaといってもどっかの酔っ払いではありません。説明の折に見せられた表を見た時に思わず彼女の顔が浮かんだ不届き者は私だけであってほしい。ポラツズマブ ベドチンのPolaです。
 数年前に承認された薬ですが、R-CHOP療法より10%程度良好な結果なのでそちらにすると説明されました。分の悪い賭けは嫌いじゃないと言ったら家内に殺されること間違いないので黙って確率が高い方にbetします。

 最近は毎度の入院ではなく、初回21日程度の入院は必須として、2回目以降は期間ごとに通院あるいは2泊3日の短期入院でも治療ができるそうです。あまりに副作用がひどいと長めの入院を繰り返すそうですが、先生としてはどのパターンになるかはまずやってみないとわからない。
 人によっては無責任な言い方する医者とお思いでしょうが、医者がそういうときは文字通りですので良い方向に転がるのを願うだけです。

 なお、猫たちはお母さんが居ないことを不審に思っている模様。怒る人が居ないと思って増長しているただ1匹はごえもん。家内を女の敵認定している五十鈴ですら探す素振りを見せるのですから由良と名取の挙動がおかしいのは当然ですね。

2024.05.06 04:37

家内の病気について

 なんだかんだと困り事が多い本年度。一度寝て目が覚めてなかなか眠れないのでタイトル通りのお話を。

 ド直球で言うと家内はdiffuse large B-cell lymphoma、つまりは悪性リンパ腫です。
 幸いにして抗がん剤が有効なタイプですので、今月9日に入院し治療が始まります。進行具合などはPET検査の結果をまだ知らされていないのでなんとも言えません。治療のスケジュールもまだ分かってなかったりします。

 少なくとも秋くらいまでは店主が踏ん張らないとなりません。調べたところでは初回で軽快する患者さんもいるようですが、それでも20日ほどは入院ですし、その後の通院治療も養生もありますし。半年間くらい入退院を繰り返すパターンもあります。退院しても完全に復調するまでは無理させられませんしね。

 よって、指圧治療所は当面休業に至ったわけです。

 ちなみに。家内が入院するから店主が復帰したわけではなく、再びふたりでのんびりとやっていこうとした矢先の出来事だったりします。そうでなければラジオ波の導入なんて冒険はできなかったでしょう。
 家内としては病気で低下した出力を補って有り余るので導入を決めて良かったそうですが。

 不安がないなんてことは言いません。不安ばかりです。しかしながら、店主の一番の懸念事項は家内が留守になることで人間語を話す機会が減り猫語しか話せなくなるのではないかという不安だったりします。
 どうか人間語を忘れさせないためにもお引き立ての程を。

2024.03.31 14:09

ホームページ内容更新

 明日から料金が変わるということで、ホームページの内容を更新したり差し替えたり。
 基本としてはラジオ波導入で変わったことなのですが、それ以外の部分でも規制の関係から文言を差し替えたりもしましたし、気が付いた誤字脱字に文章としておかしい部分も変更しました。
 
 ホームページ自体は全体的にリニューアルさせることを検討しておりますので、それまでのつなぎ的な更新ですね。
 ……このままの可能性も無きにしろあらずですが。

2024.03.31 02:45

2024年、蓮川屋は進みます。

 進むも何も去年より更に遅い年明けの更新となりました。もはやブログの意味もなんやらと。

 当店は平成25年9月2日に開業いたしました。平成25年は西暦2013年。で今年は2024年。そう、去年の秋で10周年でした。それすらも通り過ぎて気が付くとはとんでもない間抜けをやらかしました。

 なんだかんだとありますが、それでも人は進まねばなりません。立ち止まってもいいけれど、今の私は止まってられない時にあるのだと考えております。

 そこで、令和6年度よりラジオ波温熱を導入することに至りました。
 通常のページでは書けない本音とか裏事情というかを書きますと、店主が復帰するにあたり、楽トレメソッドを導入しようかと考えたのですが、折しもラジオ波のデモ機の順番が回って来たのです。
 ぶっちゃけ、ただで使えるのだから、その期間はデモ機で遊んでみようという軽い気持ちでしたよ。乗用車が買えるお値段なわけですし。
 以前に一度は導入を検討したこともありました。ですが、価格もさることながら私は農協の委託に行っていたのですから、私の考えるこの機械でやりたいことを家内が実行できるかという点を考えると難しいと結論に至り見送りました。
 んで、実際に使ってみると思った通り。スポーツトレーナーもエステティシャンも導入される方がいるわけだと得心。
 そんで、デモ機の貸し出し期間中にあれこれ試したり思案した結果、コレの導入が最良と判断したわけです。
 医療機器ではないので効果・効能を書くことは法律で禁じられているもんで、ふわっとした書き方しかできないのがちと辛い。
 
 悩みましたよ、だって乗用車が買えるお値段ですし。店主は農協の委託を終了したわけですし。

 それでもできることやれることの幅が大きくなるのですから、やるべきであろうと。

 懺悔をひとつ。当初デモは1週間の予定でした。が、導入を仮決定して仮審査が通過すると、納入日まで返却が延長されました。そのお陰様で借りていた期間は二十日間ほどに。
メーカー「せっかく買ってくれたところに返せなんて強く言えませんから。色々試してデータや経験値を蓄積してください」
 とのお言葉を頂戴しましたが、デモ機の順番待ちをしていた方、色々とごめんなさい。

 導入に際して、4月の新規さんから料金プランが変更になります。
 メニューじゃなくてプランなのです。それは蓮川屋がラジオ波導入により時間制料金の一見平等よりもお客さんに合わせた公平な変動料金制となるわけです。
 そして目指すところは単なるリラックスではなく、リラックスしたうえでコンディショニングです。

2023.02.01 18:17

電気療法について

 あれから何年経ったのでしょうか。はい、一年ぶりです。
 更新されないことがネタの当ブログでございますが、一年放置は店主としても反省すべきところ。

 以前と変わったことといえば、電気療法を導入したことが一番でしょうか。これにより施術者の負担軽減は図れました。
 もっとも、いろいろと試行錯誤もありまして、今の所、受け入れられる数に変わりはありませんが。

 その電気療法についてですが、主に3種類用意しております。

 そのいち。超音波温熱療法。
 これは微細な振動により患部を温めるものです。温熱により筋肉の弛緩、血行促進が促されますので、お灸の代用ともいえます。
 電流を流すわけではないので、電気のピリピリが苦手な方にオススメ。難点はジェルを塗らないとなりませんのでヌルヌル感があることですね。

 そのに。ハイボルテージ低周波電気療法。
 単に低周波電気療法だけであれば、オムロンの器械で有名でしょう。ハイボルテージとは民生用よりも高い電圧が書けられる機器となります。
 電圧(∨)×電流(A)=消費電力(W)
 この計算式を中高の理科・科学で教わったものでありますが、同じ電流でも電圧が高ければより多くの電気が流れることとなります。
 体感的には同じ痛みでも、電圧が高いとより深部に届くと言い換えればよろしいでしょうか。
 効果としては、疼痛の軽減と筋萎縮改善です。
 メーカーの担当さんによると、むやみに数値を高くする必要はなく、(ピリピリ感を)感じるか感じないかぐらいで効果が出るのがこの器械とのこと。
 あえてピリピリを超えて痛い使い方もありますが、家内はそれをできませんのでご安心を。

 なお、このふたつの器械は連動させて使用するコンビネーション療法という使い方もあります。人間の体というものはふたつ以上の刺激に対して正しく反応できない特性があります。
 普段刺激を受けると身構えるものですが、それは電気療法にもいえまして、体が身構えすぎると効率が落ちます。そこにきて、コンビネーション療法を行うと痛覚、超音波、電気刺激、どれかに対応している間に他の電療の効果が入りやすくなるわけです。まぁ、普通に気持ちいいものですが。
 通常の電療込み施術ですと一機に選択することになりますが、追加料金をいただければコンビネーションも選択できます。

 そのさん。マイクロカレント電気療法。
 人間の体というものは電気刺激で動いております。神経の作用とは電気と言って差し支えありません。さて、自分の体の傷を修復するのにも痛みというのにもこの電気というものが発生します。そこへ微弱な電流を流すことで回復効果と弱いながらも痛みの抑制効果が発生します。
 マイクロカレントとはその微弱な電流のことです。
 ただ、人間の感覚では電流がほとんど感知できませんので怪しく思えますが、ちゃんとエビデンスが取れていることですのでご安心を。
 感知できないということは上述の機器の刺激を受け入れられない方でも電気刺激による療法が取れるということです。今の所、数える程度のお客さんが選択されておりますが、使用した方が未使用よりも筋肉の硬直が柔らかくなっておりますので、やはり施術の効率化の役割を全うしてくれているのですね。

 いずれの器械においても、体内に金属が入っている方やペースメーカを使用されている方は禁忌でありますので、ご理解のほどを。
 

2022.01.31 21:27

2022年初回。ここしばらくのこと

 前回の更新はいつだったか忘却しそうな当ブログ。気が付けば年も明けて2月目前。さらっと今日までのお話でも。

 コロナの所為で店主が他方に働きに出ておりますが、現在は農協からのお仕事を頂きそちらで日々過ごしております。
 お店は家内に任せっきり。ですので、コロナ対策である予約のコントロールもあって予約を受けにくい状況ではありますが、経済的には店も安定しております。その2つのおかげか補助金を受ける基準をずっと満たしておりません。もらう気など毛頭ございませんがね。

 コロナの中で増えたのは、ネット関係の営業の電話でしょうか。ホームページを改良しませんかとか、もっとお客さんを呼べるようにできますよとか。
 そんなところの実績とか自社ページを見ると、今の流行とか常識とか作法から遅れたところばかりなんですよね。信用しませんし、利用するつもりなんて一切ありませんので、これを読んだ営業さんは電話するんじゃないよ。
 新規とか欲しい状況でなければ、捌ける状況でもないですし。なにより店主の趣味や嗜好に口挟むんじゃないよ。
 当店はもう顧客とその紹介だけで十分なのです。それでも捌くのが大変なわけで。広告が目的でサーバー動かしているわけではありません。それはあくまで余技なので、業者に食い込ませる余地など皆無と言った方がよろしいかもしれませんね。

 では、なぜに他方で働くのかというと、他所で働いたことで所得が増えたことで税金も増えたから。その部分を従前の状態に軟着陸させるための数年掛かりの経済的プランがあってのことです。よってまだお店に戻れません。

 猫の話。由良が尿路結石で死にかけました。病院で麻酔の上尿管カテーテルで排尿してもらいましたが、3日持つかなと先生に言われました。それから店主が毎日捕獲し腹と排泄口のマッサージをして排尿させ続け、餌もパウチ主体に変え数日後、食欲はあまりなかったものの自分で排尿したので病院に連れて行ってみたところ、大丈夫一安心と言っていただきました。
 命を取り留めて良かったものの、私が抱っこしようとするとオシッコするようになったのと避けるようになったのは、飼い主としてどっか納得できんかったりします。
 名取はというと、相も変わらずなのですが、彼女の最近の遊びは、寝た私をどこまで起こさずに騒げるか、というちょっと迷惑なものです。ルールは簡単。私の就寝を確認後、寝室でドタバタするだけ。声を掛けられたら終了。ただし、寝言はOKのようで、明確に話し掛けるまでがゲームのようです。
 直接接触するのは嫌がるくせに大きく距離を置いて構われたいというややこしさがパワーアップした感じですね。

 そんなこんなで蓮川屋は細々のんびりと進行していきます。

2021.08.12 12:03

困った電話

 先日、家内が二回目の接種を受けました。今回はベテラン看護師(推定私の接種を行った方)だったおかげか、まったく痛くなかったそうです。やはり痛い人や腕が上がらない痛みがある方は腱や神経に当ててしまっている疑惑。とはいえ筋肉が腫れる、筋肉痛のような痛みなどはその疑惑と無関係に存在しますので、ベテランじゃないと嫌だと駄々こねる意味はあまり無いでしょうね。

 さて、表題の件。私が留守中、地元民ではない方からの電話があったそうです。「本日○時に予約していた〇〇ですが」と言われましてもその方の予約など入っておらず。聞けば、今日営業している店に片っ端から電話していたとのこと。当然、他店に予約入れていたということなのですが、「どこに入れたかわからないから今日営業(以下略)」という困った方。だからって代わりにうちが引き受けてくれないかって遠回しに言われましても、すでに他のお客さんの予約入っているので対応できません。「網走の人って冷たいんですね」と言われたそうですが、「コロナ禍ですからね」と斬って捨てる家内も家内である。

 この手の話の場合、本当にわからない――脈絡なく掛けすぎてわからなくなっている方か、言葉を選ばなければボケが来た方であるか。となりますが、親交ある同業者の話では、最近ではこのように困っているフリをして当日都合がいい時間に予約をねじ込もうとする困った人が増えているそうです。
 大概の場合、こっちでは判断など付けようもないので非常に困った電話であります。

 当店の対応としては、オホーツク振興局管外の一見さんは容赦なくお断りする方針なんですけどね。

2021.07.28 13:49

コロナ対応について

 2ヶ月ぶりとなる更新です。今回はコロナ対応についてです。
 緊急事態宣言や流行状況を鑑みて新規客の受け入れを停止しておりましたが、網走市のワクチン接種の進行具合から二回目のワクチン接種を完了し5日から一週間経過された方を対象に受け入れを再開することとしました。来店に際しては、ワクチン接種時に使用したチケットか医療機関が発行した証明書を携行してください。もしお持ちでない場合は入店を拒否いたします。

 お年を召された顧客がそれなりの数いる当店におきましては、新規さん一見さんの受け入れは悩ましい問題です。他管内でいつもの店が営業していないからやってくれないかと電話がありましたが、それはお断りしました。将来の顧客も大切でありますが、従来よりの顧客まで感染のリスクを背負わせるわけには参りません。
 現在40代の接種が始まったことを受け、冒頭の対応を取ることを判断した次第です。
 店主も本日に初回接種しました。三週間は絶対開けないとならないので次回は盆明けとなります。先行して初回接種した家内には注射がめちゃくちゃ痛いとか接種後腕が痛いとか痺れがあるとか言われて戦々恐々としておりましたが、店主としては腰椎ブロック注射は言うに及ばず、通常の血液検査の方が痛かった。
 話を整理してみると、注射した人の腕前のようです。接種時に痛かった人はどうも腱か靭帯を直撃していた疑惑。痺れは打った後そよ風を受けているようなゆるゆるとした感覚はありましたが、すぐに消失。6時間経過時点で動かすと筋肉痛のような痛みはありますが、腕が上がらない程のものでもなく。今晩に来るかもしれませんが。(そのへんは随時この日記を追記します)

 7/29追記。日記を投稿した後からお腹が下る。念の為にグーグル先生に聞いてみたところ、ファイザー製ワクチンでは副反応として下痢があるそうで。周囲の方で下痢した人が居ないのである意味、当たりを引いたのだらふ。
 翌朝も下っていたのですが、記述している20時半時点で収まっています。筋肉痛はまだ微妙に残っておりますが、明日は平気と信じたい。

2021.04.08 18:32

不愉快なこと

 久しぶりの更新が不愉快なコトであることが不愉快でありますが。
 ここしばらく変な客や問い合わせがちらほらあったので、エゴサーチしてみたところ、本日の昼に勝手にまとめサイトに掲載されていることを発見しました。出先だったので帰宅後に削除要求を出しましたよ。
 勝手に掲載したことに対しての裁判で大概は許諾を取らなかったらダメなのに、よく許諾なく書けたものだと思う。
 コンプライアンスがーと言われて久しいのに、有名大学を出た代表でも認識が足らぬということなのでしょうか。

 追記。問い合わせた後に無事に削除されたことを確認しました。
 早速の対応に感謝しつつ、少し老婆心をつけてしまった。いや、医療広告規制がネットにまで及ぶのでね、ご用心ということです。
 はっきり言って義理はないですが、歳経るごとに老婆心というものが出るようになってきたなぁと実感してしまったものです。

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